アメリカドラマを参考に会話でよく使われる単語を学ぶ本です。
出てくる単語は、なじみがある中学レベルのものです。
よく使われる動詞に半分以上を割き、前置詞、助動詞、形容詞、副詞をわかりやすく解説してくれていています。
アメドラで使われている会話を元にしているので、生きた英語を学べる本でした。
単語の説明とその単語を使った連語連キング、そして実際にドラマで使われているフレーズも載っているので、イメージしやすいです。
特に単語の説明は、長々説明するというものではなく簡潔に的確にその単語の本質を説明してくれており、また似たような単語をどう使い分けるのかというのをイラストにしてくれているのですが、それもわかりやすかったですね。
取り上げられているのは、have、getなど中学で学ぶものばかりですが、これらはオールマイティーに使われる単語なのでぼんやりとした感じで、コアの部分がつかみ切れていなかったのですが、そこをわかりやすく簡潔に説明してくれています。
個人的にはwillとbe going toの使い分けについて、willは今決めたこと、be going toはすでに決まっていることに使うと書かれていることが多いですが、実はそうでもないという解説が新しい学びになったものの一つです。
実際にネイティブが使っている生の会話を例にしてくれているのもよかったです。
英語の学習レベルの高い人からすれば、そんなんすでにわかってるレベルかもしれないですが、やさしい単語をどう使いこなして会話しているのかということを学べる本だと思います。